チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」価格: 3,150円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1
商品説明の文章にもあるように宇野功芳氏激賞の指揮者であり、本ディスクのライナーも同氏の手によるもの。演奏は、偏執狂的なまでに隅々にまで神経を通わせた驚くべき演奏、ではあろう。
特に弱音から強音までの配慮は異常である。それが不自然さを感じさせないとくれば、これは超名演であろう。そして実際、それほど人工的な感じはしない。
しかし、どうしてこんなにも聴いていて心が晴れないのか。やはり、この曲が嫌いだからであろう。この曲がというより、チャイコフスキーが合わないのだ。よって、チャイコフスキーが嫌いな人には、その理由がこのディスクによって明々白々になるだろう(?)。